福島第一原発の事故から5年、メルトダウンした3つの原子炉を同時に「廃炉」にする、世界でも前例のない取り組みを行っている。
最長40~50年かかると見込まれる廃炉へ向けて、日々7000人が働いている。
徐染のための費用は、当初3.6兆円と見積もっていたが、既に4.8兆円に達し、福島県の住民に対する補償費は毎年1兆円ずつ増え、6.8兆円に達している。
そして廃炉費用は、2兆円と見積もられたが実際は良く解らない!
福島第一原発のデブリは、原発事故の際、核燃料の大部分が高温のためにドロドロに溶けだして、それが原子炉を突き破って散らばり、冷え固まったもの。
人間が近寄ったら命の危険が生じるほど強烈な放射線を発しているため、どこにどんな状態で存在しているのか確認できない状態にある。
ロボットを投入した画像が放映されていたが、あのロボットの開発費は5億だとか!
国は、東電の破綻を避ける為に、国民の知らない内に金融機関→国→原子力損害賠償支援機構→東京電力 というカネの流れを作り出し、最終的には税金や電気料金という形で国民にツケを回す仕組みを作り出し、現在、除染、保障などの7割が国民負担となっている。
福島がこんな現状なのに、現政府は原発をいまだに稼動させようとしている。