ホクレンフラッグ黄色をゲット!
今日の予定は、函館からニセコへ日本海の方から行くコースだ。
300k6時間くらいだろうか!少し強行コース。
函館市内を出て、227号で日本海に、蒼い海を左に見ながら、何故この名前付いたのか、雷電国道229号を北上する。
アイヌ語らしい地名をいくつも通って心地よいカーブが続く、66号(ニセコパノラマライン)に入る。
此処は、バイクで走ってみたかったコースだ。
そして、神仙沼!
20年前一度ここに来たことがある。
森の中を30分くらい歩く、急にひらけるそこには、緑の湿地帯が広がり、周りの木々は無音で立っていた。
本当に神か仙人が住んでいるのではないか思ったものだ。
北海道のツーリングを計画した時、此処は絶対行こうと思っていた。
木々がすこし枯れていたが、20年前と同じ姿を見せてくれた。
旅行中でも何故か夜活動する事が多い!
九州、北海道と知らない街にホテルを取り、夜は街を散策してその地の美味しい物と地酒を飲む、多くのバイカーの人達とは、楽しみ方は少し違うかもしれないが、これが僕のツーリングスタイルになった。
函館はやはり海産物だろうと思いながら歩いていると、一軒の寿司屋目に入った。
底の店主らしい人が、店先で魚を受け取っていた。
しかし、何故か横のおでんやが、もっと気になった。
函館でおでん!
さすがの僕もこの選択は、間違っていると思いながら店に入った。
L字のカウンターに客が2人、中には老夫婦がいた。
店主は、もう既に出来上がっている。
おでんの銅鍋は、見事なほど磨かれている。
店内を見渡すと、きちっと整頓され、余分な物は飾られていない。
これは、間違っていないかも!
生を一杯だけ飲むと、日本酒の冷に変えた。
店主とも話が弾み、横のお客さんは、札幌、自衛隊、2人を巻き込んで長年の常連みたいな錯覚で夜は更けて行った。
函館山の麓で開業したので、この店の名は「冨茂登」(ふもと)
開業した店は、割烹「「冨茂登」として、息子が営業してるそうだ。
函館は、戊辰戦争の最後の戦いとなった所だ。
榎本武揚が率いる旧幕府脱走軍艦隊や新撰組副長の土方歳三が戦った夢の跡地である。
先ずは、五稜郭!
想像より小さかった!
五稜郭内を散策していると、今も生き続ける幕末から明治、大正の歴史に出合うことが出来て、まるでタイムスリップしたような不思議な感覚を呼び起こす。
タワー上には、土方歳三の銅像があったが、この人が誰なのか解っているのか知っているのか、中国人が写真を撮るのに長打の列!
ウンザリしてその場を離れた。
函館といえば、もう1つは函館山からの夜景だろう!
世界三代夜景と言われるだけあって、最高に美しい!
その後、何をするわけでもないが、赤レンガ倉庫群で夜の海を眺めた。