1万2000年前に高度の文明を持つ人類がいて、恐竜とも同じ時代にいたと証明している、不思議なカブレラ・ストーン。
本当に1万2000年前の鑑定は正しいのだろうか?
2年程前だったろうか、「神の手を持つ男」と言われた考古学者が、朝早く発掘先で土偶を埋めて話題になった事件を知っているだろうか!
彼は自分が発見したように細工していたのだ。
この事件で日本史の教科書を変えなければならないほどになった。
土偶や石のような「無機物」は年代測定ではおなじみの「炭素14法」は使えない。
こんな事が普通考えられないが、出てきた石の年代鑑定するのは非常に難しく、大抵はその周りの地層で判断するのだ。
その年代の地層の中から出てきたものは、その年代と判断するのだ。
神の手を持つ男もこのことを利用したのだ。
カブレラ・ストーンの年代測定は一体どういう方法で行われたのだろうか?
実際に用いられた方法は、「石の表面を覆う酸化層を分析する」という方法だった。
しかしこの分析法には大きな欠点がある。
発掘された現場の状況や、地層の状態、発掘されてからの保存状況など、詳しいことが分からなければ正確な年代測定は不可能なのだ。
この鑑定法では、石を火の中で焼くことで古い年代を出すことが可能である。
なんか怪しくなってきた。
もっと調べる必要がありそうだ。