2) 栄
20060522114822529269734800「乙女」と言う姉は知られているが、歳の離れた「栄」と言う姉がいた事はあまり知られていない。
NHK
の大河ドラマ「竜馬伝」でも長女「千鶴」は(大鳥 れい)、三女の「乙女」は(寺島しのぶ)が演じるが、NHKでは「栄」は出てこないようだ。
「栄」は、土佐藩士柴田作左衛門の妻となるが後で離縁されている。
姑にいびられ、体が弱く実家に返され、そのまま離縁された。既に竜馬母「幸」が亡くなっていたので、ハナレに寝ている「栄」は竜馬にとって母のような存在だったのではないだろうか!

龍馬の脱藩を察した兄権平は脱藩を阻止するために龍馬の刀を隠してしまった。


それを見た姉、「栄」は離縁先から貰った刀「陸奥守吉行」を龍馬に渡し、脱藩の手助けをした。
「栄」は、このことの責任をとる形で自害した。
坂本家は「栄」の死後、龍馬脱藩を隠すために密葬とし、坂本家の墓地でなく裏山に墓石も建てず、埋葬したとされる。

「栄」の墓だけは坂本家の墓から離れて一人で葬られている。
現在は「栄」の墓石は建てられているが、死後100年後に建てられたと聞く。
「栄」の人生を考えるに、なんと寂しい人生だと思う。
「栄」は竜馬をどのように見ていたのだろう。
ほとんど床に就いていた「栄」のところに、明るく屈託のない竜馬が遊びに来ると楽しかったに違いない。子供のいない「栄」は、弟というより自分の子供であり、生甲斐だったのではないだろうか!

しかし、事実はどうも違うらしい!

墓は現在、2つ栄の墓らしいもの発見されている。

それによると死亡日時が、実は竜馬の脱藩の前に「栄」は亡くなっている・・・・・。
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つは嫁ぎ先の墓の中に埋葬されているらしいので、離縁された事も間違いかもしれない。司馬遼太郎の「竜馬が行く」原作:武田鉄矢、作画:小山ゆう「お〜い!竜馬」などは間違っている事になる
日本人は、「何でこんなに悲しく寂しい人生」に弱いからなー。
NHKは、この事で龍馬伝に栄を出さなかったのだろうか!
写真はイメージ