09772253もっとも僕が興味をそそり、考えるだけでワクワクするのが新バビロニア帝国の首都バビロンにあったとされる、立体型の庭園バビロンの空中庭園だ。

1899年バグダードのユーフラテス川近く、ある都市の遺跡を発見した。
その遺跡こそ、その最盛期には富と権力のスケールにおいて空前の繁栄を遂げた、都バビロンだったのだ。

紀元前6世紀、ネブカドネザル大王はハムラビ時代のバビロニアに広大な城壁を造り、数々の大神殿を建てた。
首都を取り囲む城壁は65k、高さ90m、厚さ24mもあり、首都への入り口は青銅づくりの道幅が24mの巨大な門が100個もあり、門を通って入って行くと、ピンク色の大理石の板が敷きつめられた大通りが続き、その先には前後2段から出来た巨大な門イシュタールの門があった。
この門は、釜で焼かれたレンガを接合して造られており、その表面を岩のように固い紺色の光沢レンガがおおい、色鮮やかな竜や雌牛の像がたくさん彫られていた。









バビロンの空中庭園 Ⅱ