10日目

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今日の予定は釜石、宮古には灯台守とその家族の生活を描いた「喜びも悲しみも幾年月」舞台となった、魹ヶ埼(とどがさき)がある。

原作者である灯台守の夫人、田中きよさんもこの岬に16年間暮らしていたそうだ。

ここは本州最東端であり、一度は行きたいと思っているが往復徒歩2時間、諦めるしかない!

今夜の宿「宝来館」を目指す。

ここも例外なく津波の被害を受けた旅館だ。

宝来館の女将さん、岩崎昭子さんが危機一髪で助かった映像をYouTubeで何度も見た。

その後の復興もドキメントでTVに流されたので、印象に残っている旅館である。





宝来館は、綺麗になっていた。

夕食を取りながら、横に来た女将さんに津波の話を聞き、備えの大事さを痛感する。

忙しそうに働き、ちょっと早口で、どこにでも居そうな女将さん、しかし生きる力と勇気を貰える。

不思議な女将さんだ。

つづく。