rossi-marc-motoitMOTOGP2015最終戦も終わりました。

2015は、色々な意味でMOTOGPは盛り上がりましたが、後味が悪い終わり方であったのも事実、セパン決勝戦でヴァレンティーノ・ロッシがマルク・マルケスに接触マルケス選手は転倒リタイアとなった事だ。

しかし、この予兆はその前からたった。





1022日(木)、セパンGP会見でヴァレンティーノ・ロッシがマルク・マルケスについて、「フィリップアイランド決勝戦でホルヘ・ロレンソを助けていた」と非難した。

フィリップアイランド前戦でロレンソ選手が2位、ロッシ選手が4位でゴールしたことにより、総合順位で両選手のギャップは11ポイント差に縮まってしまった(ロッシ296ポイント、ロレンソ285ポイント)。

ロッシ選手のコメント。
「フィリップアイランドのレース映像は何度も見なおしました本当に凄かったし、面白かったですねオーバーテイク合戦なんて50回以上はあった。
凄かったですよもの凄いライダー揃いでね。でも、これほど凄い競り合いレースになった理由は、マルケスに訊いてみないと(
会見ではロッシの隣りに座っていた)。レース中は僕も状況をはっきり理解することができなかったのだけど、その後は分かりましたよ。(マルケスが)僕らと競り合ったのは、ホルヘ(ロレンソ)を先行させ、僕にポイントを取らせないようにするためだったのです。
つまり、フィリップアイランド以降、ホルヘには新たなサポーターが付いたことは明らかなんじゃないですかマルクと言うサポーターがね。
これで、かなりの事柄が変わってきますよ当然、マルクには先行して逃げ切るポテンシャルがあるのだし、もしかしたら、別のタイプのレースをすることも可能なのは確実でしょ。」

ロレンソ選手のコメント。

【マルケス選手に助けられたと思う?】
「ええ、特に最終ラップでは(冗)」

イアンノーネ選手のコメント。
「確かに、驚異的なレースでしたよね。僕も、マルクが僕らを翻弄していたと思います!15ラップの第5コーナー以降、(マルケスが)かなり減速していたので、僕は簡単に彼を抜けたのですよ。でも、理由は分かりません。彼のペースが良かったことは確かだし、あれは彼の作戦だったのか僕には分かりませんね。」

マルケス選手のコメント。
「もちろん、そんなことはないですよ。僕は僕のレースをしていたのだし、実際のところ、もし僕がホルヘを助けたいって思うなら、最終ラップで彼を抜きはしないでしょう限界ギリギリのプッシュなんてしないで、リスクも冒さないでしょ。どうしてそう言うことを言われるのか分かりません。
以前も言ったし、データでも確認したことですがホンダ機はフロンタイヤをかなり押し付けるものだし、レースでは柔らかい方のタイヤを履いていたのですから。連続27周回をこなすのは本当に大変だったのです。本当にタイヤを上手く保たせようとしていたのだし、レース中盤では頑張ってプッシュして、ギャップを広げようとしていたのであって不可能ですよ。
ただ、皆さんも御存知のように、僕のレース戦略では、1位でゴールするのに最初からプッシュしていくようなことはしません。僕は全力を尽くしました。チームのために最高のレースをしたし、僕にとって一番重要なのはうちが優勝したと言うことですから。
もちろん、時にはレース・マネージングをしようとすることもあるものだけどでも、もし僕が助けるとしたらチームメイトだけで、そうじゃないなら、自分の勝利のためだけに頑張りますよ。」





『故意にマルケスに接触?』続く!