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「バカかーこの国は!

あの悲惨な日3.11から5年、福島で農業を営んでいた父は、無農薬野菜を懸命に栽培し、学校給食に採用されたと喜んでいたそうだ。

命を懸けていた農業も62k先にあった福島第1原発事故で、「ここでもう農業は出来ない!」と遺書を残し、事故から1年後自殺してしまった。

「バカかーこの国は!」今も父の残した土地で農業を営む息子の言葉だ。

父の自殺は、「原発事故と因果関係はない」と東京電力、裁判で和解に至ったのは、昨年の事だ。

5年経っても、怒りしか込上げてこない!」その息子は言う。

人間の作った物は、いつかは壊れる。

それでもこの国は、原発を稼動させようとしている。