2、地球浮遊説
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この青く輝くマーブルの球体は「CFBDSIR2149」。

地球から100光年の近場でモントリオール大学が発見した。

浮遊惑星と確認されたのは、おそらくこれが初めてだろう。

海王星ばりの美しさですが、大きさは太陽系最大である木星のなんと47倍。

この惑星も元々、太陽の周囲を公転している地球のように、母星の恒星があった。

銀河系の中には、このような浮遊惑星が何千億個もあると推測される。

地球も例外ではなく、浮遊惑星となる可能性はある。

人類が現代人に近い種族まで進化したホモ・サピエンスの時代、7万年前にシヨルツ星という恒星系が太陽系に異常接近した。

太陽系最外縁部には、オールトの雲があるが、その領域まで侵入したそうだ。

これがもう少し軌道が違っていたら、地球は浮遊惑星となっていた可能性があるのだ。

もしそうなっていたら、生物が住む事の出来ない-200℃の世界、融けることの無い液体窒素の雪が降る世界だった。