アメリカズカップは、1851年にロンドン万国博の記念行事として、ロイヤル・ヨット・スコードロンが主催したワイト島一周レースに端を発する。

このレースにアメリカからただ1艇参加した「アメリカ号」が優勝し、ビクトリア女王から下賜された銀製の水差し状のカップを自国に持ち帰った。その為、このカップは「アメリカ号」のカップ、すなわち"アメリカズカップ"と呼ばれることとなった。

けしてアメリカ合衆国と言う意味ではない。

その後「アメリカ号」のオーナー達は、「カップの保持者は、いかなる国の挑戦も受けねばならない」ということを記した贈与証書とともに、このカップをニューヨーク・ヨットクラブへ寄贈した。これに基づき1870年第1回「アメリカズカップ」が開催され、現在に至っている。

継続して使用されているスポーツの優勝杯として世界最古といわれている。

予選が「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」、2年間各地で戦い、勝ち抜いた国が20176月にバミューダ諸島で開催される第35回アメリカズカップで、前回優勝チームのアメリカと決勝を戦うのだ。

この「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」が1920日福岡で第9戦が開催される。
日本で開催される事は、150年の歴史の中で始めての事である。

日本チームは過去にも同カップに参戦したが2000年以降のチャレンジはなく、2015年にソフトバンクが関西ヨットクラブとともに、ソフトバンク・チーム・ジャパンを立ち上げ、同カップに挑戦している。

使用されるヨットは、「AC726トン重量の船が、まるで空を飛ぶように走る。