心に残る男優をひとり上げるなら、やはり高倉健だろう。
高校時代、町に小さな映画館が1つあり、友達の親父が経営したので、友達が映写をしていて、毎日学校をサボっていくのだが、金は払った事はなかった。
その頃、『日本侠客伝シリーズ』、1965年から始まる『網走番外シリーズ』、『昭和残侠伝シリーズ』などヤクザ映画が上映されていた。
僕の人格も多少の影響があるのは、間違いない。
『八甲田山』『海峡』』などのスケールの大きい映画も良いのだが、倍賞千恵子と共演の『幸福の黄色いハンカチ』『遙かなる山の呼び声』『駅 STATION』も今でも胸が熱くなるほど好きだ。
何回も見ているのに再放送があるとチャンネルをそのままにしてしまう。
高山から乗鞍に向かう国道158号線沿いに板倉ラーメンのドライブインが在る。
遺作となった「あなた」に使われたハンドメードのキャンピングカーが展示されている。
刑務官の彼が、妻の病気が良くなったら一緒に旅しょうと作り上げるが、妻は無くなり一人で妻の故郷、平戸へこのキャンピングカーで旅をする物語だ。
このキャンピングカーをバイクツーリングの時見つけた。その時の感動は表現できない。
この車を見て、以前所有していたキャンピングカーを売却して、ずいぶん時間が経過していたが、又乗ろうと思った事を鮮明に今も覚えている。
何度見ても新しい発見もあったり
感動したり、ですね。