先日も新穂高の露店風呂に行ってきました。
金沢から車で1時間半くらいかかりますが、時々河原のツボ湯に入って星で一杯の夜空を見たくなるのです。
星を見ながら何光年も前の光を見ていると、心が落ち着くのです。
そして不思議な気持ちになります。
何故か!
長い話になりますが、今からお話しましょう。不思議な気持ちになり、何故か幸せな気持ちになりますよ!
僕たちは銀河系(天の川銀河)と呼ばれる集団に属しています。
銀河系は渦巻き状の星の大集団で、目玉焼きの形です。
直径10万光年です。中央のふくらみはバルジと呼ばれ、年老いた星が多く密集していて、その中心には巨大なブラックホールがあると考えられます。
周辺部の渦巻きの腕の部分は、星間雲が濃くさかんに星が誕生しています。
太陽系があるのも、このようなところで中心から2万8000光年のところです。
1光年とは「光の速さで1年かかる距離で、秒速229,792,458mですので、約9兆4605億Km」と言う意味です。銀河系を内側から見た姿が天の川、目玉焼きの白身から、黄身を見ているわけです。(下記の写真参)
ハッブルは1924年、有名なアンドロメダ星雲までの距離を初めて計り、これが私たちの銀河系の外にあること、すなわち別の銀河(アンドロメダ銀河)であることを明らかにしました。
実は銀河系の外には、銀河系とは別にさまざまな星の集団があります。
これらを単に銀河と呼びます。私たちの銀河系も無数にある銀河の一つです。
銀河系やアンドロメダ銀河は代表的な渦巻き銀河ですが、それ以外にも、棒渦巻き銀河、楕円銀河、不規則銀河など、いろいろな形の銀河が知られています。
又、銀河どうしの衝突も知られるようになりました。
銀河たちはさらに局部銀河群と呼ばれる集団をなし、これらがさらに集まって銀河群、銀河団という巨大な集団をなしています。
僕は宇宙には生命がいると信じています。
光の速度で150億光年の広さの宇宙には、太陽系のように偶然と奇跡が重なり合った場所があるのではないでしょうか!
そして再び偶然と奇跡が重なり、地球と同じ環境の星があって、生命がいる可能性は0では無いと、僕は思っているのです。
次回は宇宙の誕生です。
2、ビックバン