人類は、アフリカ大陸だけではなく、アジア・ヨーロッパ、オセアニアへと、次々と新しい土地に進出していきました。

 

BrwCaaQCMAA1wHQ人類がユーラシア大陸の東の果てへたどり着いた丁度そのころ、氷河期がもたらした偶然が、新たな道を拓きました。氷河が大量の水を封じ込めたため、海の水位が下がり、シベリアとアラスカは陸続きになっていました。
こうして人類は新天地、北米大陸へと渡って行ったのです。この頃から、気温は少しずつ上昇していました。大陸を覆っていた氷河は、徐々に溶けていきました。
1万2千年前、氷河が広がっていた場所は草原や森に変わり、豊富な獲物に恵まれたのです。

この頃地中海沿岸、現在のシリア北部で、人類を大きな飛躍へと導く第一歩が始まっていました。
なだらかな丘が続くこの当たりには、1万年以上前の「村」の遺跡が点在しています。
人類は、誕生以来移動しながら獲物を追う「狩猟採集生活」を続けてきました。
しかし、ここでは1年をとおして同じ場所で暮らす「定住生活」が始まっていたのです。当時の「カマド」の跡が残っています。
2413この「カマド」も、定住生活をしていたことを示す証拠の一つです。
様々な遺跡の発掘調査が進むにつれて、当時の環境や人々の暮らしが明らかになってきました。定住生活は、どのようにして始まったのでしょうか?
1万5千年前ごろから、気候は次第に温暖化になってきました。気温は上がり、雨が多くなり、大地を豊になり動物も多くなったのです。
こうした環境の中で、恵まれた「定住狩猟採集生活」を行う事ができ、「村」を作り定住という新しい生活を始めたのです。








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