現在、移住可能とされる惑星は、それは火星です。


地球の約半分、一日は地球より少し長い24時間40分、エベレストの三倍の山オリンポスや、赤道付近の深さ9000mものマリネオス大峡谷などがあり、この辺りの気温は昼15ですが、夜になると-100と下がります。
img_ace174f820a8e7dc92eff1d31bfb3435197667一面赤茶けた大地で夕日だけが大気のチリが作用し青色に染まるそうです。
このような惑星に僕達人間は住めるのでしょうか!
1969
720日、月に人類が下り立ってから40年が経っています。
月は5日間で行けますが、火星に行くには180日間かかります。
火星まで4億kの遥かな旅に人間は果たして耐えられるのでしょうか、人間は無重力の中でそれだけ長い時間生活できるのか、そして精神的に狭い空間で生活できるのかが疑問です。
それとコストです。現在1kgを火星に運ぶのに11千万円の費用がかかります。
一番の重量は燃料です。シャトルの真ん中の燃料タンクは全体の95%にもなります。

この二つの問題は実は現在解決されつつあります。
無重力のための体力の低下を運動で解決し、野菜を育てることで精神を安定させるのです。
燃料の重量の問題は、帰りの燃料を火星の二酸化炭素から作り出すことに成功したのです。

2018
511日火星へ有人探査機を打ち上げる計画があります。
2018
1118日アポロの月から50年、人類は火星に下り立つのです。
そして571日間の探査をします。

火星には生物は本当にいるのでしょうか!そして水はあるのでしょうか!
楽しみです。

赤茶けた-60の不毛の星、火星で人類は住むことができるのだろうか!
100
年後には90億人にもなるという地球、温暖化、食料問題、違う惑星への移住は避けては通れない道なのです。

f2b1afb0-4058-0133-8ead-0e17bac22e39火星に到達した人類は、改造し地球と同じ様な環境を作り上げます。
温室効果ガスを放出して温度を上げ、地下に眠る水を表面に戻し、川や海を蘇らせるのです。このことをテラフォーミングと言います。
温室効果ガスを放出し、50年で20
温度を上げます。そうすると火星にある変化が起きます。先ずは火星の南極にあるドライアイスが解けます。
ドライアイスは二酸化炭素が凍りついたものです。日本の面積の48倍もあると言われるドライアイスは温室効果ガスとなり火星を包みます。
そうして40年くらいで自然と地球の温度くらいになります。
火星の温度が上がると、火星の永久凍土が溶け出し火星の表面に水が戻ってくるのです。表面に水が戻ると雲ができます。雲が出来ると雨が降ります。
雨は赤茶けたチリを洗い流し、地球のような青く川や海がある星になるのです。

今世紀の終わりには10万人以上の人が火星に移住していると思われます。
解らないことも多くあります。
火星は地球の3分の1の重力です。この重力の中で暮せば人類は何世代もの間に大きな変化をしてしまうのでないかと想像されます。

夜空に浮かぶ地球を眺めている、火星に移住した僕達の子孫は新たな進化をし、僕達と違う姿形をしているかもしれません。