哺乳類「レペノマムス」
恐竜などに生活の場を制限され、夜間、虫などを食べて影を潜めて生活を送っていたと考えていたのに、大した奴もいた者だ。
しかし、この種も恐竜絶滅の前に姿を消している。
何故、こいつが生き残れなかったのだろうか! 


哺乳類は毛が生えている。このことで哺乳類は自分で体内の温度を調整できる。
それまでの恐竜は太陽で体内の温度を調整する。
しかし、現在の鳥の祖先である、恐竜にも羽根を持つものが現れた。
「ディロング」なのである。

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彼らは敏速で夜も活動することが出来た。
これが「レペノマムス」の絶滅の原因と考えられる。

「レペノマムス」以外の哺乳類は鼠のような小さな状態で、恐竜時代を生き抜いたのだ。
メキシコ、ユカタン半島に落ちた隕石が恐竜時代の幕引きの原因の一つであるが、哺乳類は小さいことが幸いしたのかもしれない。
もう一つの生き抜けた要因は、胎盤である。
現在の哺乳類も98%受け継いでいる。
体内で育て、危険から親が守るという活気的な方法なのだ。
恐竜がいなければ、哺乳類はこのように進化しなかっただろうし、人間へと繋がらなかっただろう。