sp-31-20国際宇宙ステーションで日本が担当する部分は、「きぼう」日本実験棟です。
日本が初めてつくった有人施設の「きぼう」は、船内実験室、船外実験プラットフォーム、船内保管室、船外パレット、ロボットアームから構成されています。
いちばん大きいのは船内実験室で、長さ11.2m、質量15.9t、最大4名の宇宙飛行士が活動することができます。さまざまな装置を備えた23個のラックが設置可能で、材料実験や生命科学の実験が行われています。
船外実験プラットフォームは、実験装置を宇宙空間に直接さらして実験を行うことができる場所です。真空で微小重力の環境を利用し、材料実験、地球や天体の観測、宇宙環境の計測、通信実験などが行われます。国際宇宙ステーションでは、宇宙空間に直接さらされた環境を利用して実験できるところはここだけなので、日本の「きぼう」には大きな期待がよせられています。
ISS_3このほか「船外実験プラットフォーム」と船内実験室を結び、気圧を調節しながら実験装置や材料を出し入れするエアロックや、宇宙飛行士にかわって作業を行うロボットアーム、資材を保管する船内保管室などがあります。国際宇宙ステーションの実験モジュールのうち、専用の保管室を持っているのは「きぼう」だけです。
船内実験室と船内保管室は地上と同じ1気圧が保たれ、温度・湿度とも快適で、普段着で作業することができます。
ここで若田光一さんが長期滞在中なのです。