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相変わらず昼は暑いですが、朝晩は涼しくなりました。

14日、生まれ故郷での「西海祭り」は、仕事の都合で行く事が出来ませんでした。

「西海祭り」は漁師、船乗りが多かった地区であることにより、大漁祈願、航海の安全祈願のお祭りで、天昭皇大神、豊愛大神、事代主命を祀る西海神社と松ヶ下神社から夕刻にそれぞれ繰り出した神輿(みこし)がキリコ、鉦(かね)、太鼓を伴ってお互いの地区内を唄をうたいながら巡行します。

途中、両地区の堺に遭遇する場所があり、そこでは、すべてが倍加したように壮快であり迫力があります。
宮入りした後、キリコや神輿が練り回り、最後に拝殿に神輿を納めるのですが、キリコが御神輿を納める邪魔をしてぶつかり合う、少々荒っぽい祭りでもあります。

この祭りは女性も参加します。
キリコを担ぐ女性の姿はおこし(腰巻きのことで、未婚女性で処女は赤色、既婚女性は桃色)に浴衣、前掛け、そして足袋にワラジという姿で、男性の姿も白いワイシャツに黒いチョッキ、白いパンツにゲートル、同じく足袋にワラジ姿(地元の老人によると戦争から帰ってきたものの服装がそのままこの形になったとのこと)といった一見変わった格好でキリコを担ぎます。
何故か、おこしは赤色ばかりですが!