もう40年も前の事なのだ。

中古のブルバード1800、色はサハリーブラウンを何も考えず乗りまわしていた。

鍍金ホイルが買えなかったので、銀のスプレーして、手は指の出た革の手袋、その時にスピカーから流れてきたのが、吉田拓郎だ。

40代の彼女が奥の方から「アンタまた吉田拓郎を聴てるの、こんな音楽どこがいいのー」

最近の拓郎をたまにTVで見るが、髪も短くスッキリして本当に疲れた親父になったけど、

僕の中では、1975823日つま恋オールナイト・コンサートの吉田拓郎が、鮮明に脳裏に流れる。同時に2度と戻れない、青春の日々も流れる。