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小さな頃から、家を出ないので、訪ねてくる僕の友達など人間にしか会った事が無い。なので「ぶー」は、自分の事をどうも犬と認識していないようだ。

人間と思っているのかもしれない。

食事の時は、食卓の椅子に腰掛けて食事をする。

すき焼きの時などは、食卓に水の入ったボールを置き、肉を洗って「ぶー」の前の皿に置く、このように同じ食卓で同じ物を食していた。

寝る時は、ベットで布団をかけて上を向いて寝る。

散歩は嫌いだが、家から500m先に行き付けの寿司屋があり、「ぶー寿司屋行くか!」と言うと、率先して外に飛び出す。

寿司屋のお上さんか、製氷機で作った氷をバケツいっぱいくれるのだ。

「ぶー」は、氷を齧るのが凄い好きだった。

僕は、ミニバイク走り、その前を凄い勢いで走る。

リードを点けた事はなかった。(後にこの事は後悔するのだが!)

帰り辺りが暗くなると、ミニバイクの前に座って二人乗りで帰る。

暗い道が嫌いなのだ。

 

夏になると砂浜にキャンピングカーを持ち出し、ジェットスキーをするのが、その頃の僕の遊びだった。

会社は、そこから通うのでその間は「ぶー」は留守番だ。

おしっこもあるので午後は早々に退社し、暗くなるまで「ぶー」と遊んだ。

時には、辺りが真っ暗になり、白波が発つ位の時、夜光虫で波の先端がメラメラと青白い光を放す。2人で何時間も見ていた事を思い出す。


ラブラドールレトリバーのレトリバーは、回収と言う意味で、猟銃などで撃った鳥など沼の中から回収する事から付けられた名だ。

「ぶー」も例外でなく泳ぎは得意だった。

どれだけ波が高くても、ボールを回収に行く、波の壁に頭から入って行く、そして得意げに海から上がってくる。

大量生産が原因で、股関節が悪い犬が多いらしいが、「ぶー」も悪かったが、この海遊び2年で完全に完治した。

 

続く!