01

昨夜、能登島向田の火祭に行ってきた。

能登島に居ても「そんなに関心はなかった」のだが、今回は見に行く事にした。
僕の能登島ベースは風が無かったが、島の反対側で行われる「向田の火祭」の現地に着くと、12号の影響か、体か時々持っていかれそうな風だ。

こんな時、火祭りと疑問に思いながらも広場に向かった。

日本三大火祭りの一つで、県指定重要無形民族文化財に指定されている。

毎年7月の最終土曜日に行われるダイナミックな夏祭りだ。

伝説では越後の伊夜比古神(男神)が訪れ、伊夜比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭りだ。

男衆が伊夜比咩神社から神輿と大小7基のキリコ(奉灯)を崎山お旅所まで担ぎ出し、高さ30mもの大松明に手松明を投げつけて点火する。

大松明は火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占う。

火が松明に放たれると、風にあおられて瞬く間に松明全体が燃え上がった。

逆風なのに100m離れていても、顔が熱い!

松明が倒れて、沈下しそうなので、駐車してある車まで歩いていると、500m先の山が燃えている。飛び火したのだ!

このところの乾燥、そしてこの風、そう言えば火の粉も凄かった。

山火事は、凄い勢いで広がっていった。

待機していた消防車では間に合わず、応援の消防車の音もあちらこちらから聞こえる。

火祭りより長く見ていた。

沈下しないので家路に着いたが、あれからどうなったのか!