小樽市の船浜町から朝里にかけての沿岸で2月20日朝、ニシンが産卵のため大群で浜に押し寄せる「群来(くき)」が見られ、数キロに渡って所々、海面が帯状に乳白色に染まった。群来で海が白く濁るのは、ニシンの雌の産卵に合わせて雄が一斉に精子を放出するため。例年2月から観測され始め、春を呼ぶ風物詩となっている。小樽沿岸のニシン漁は1月10日に解禁され、漁期は3月25日まで。2月に入って水揚げが好調で、市内の鮮魚店では1匹当たり100~300円程度で販売され、前年より2割ほど安いという。