3 不良

 

本来はやさしく温厚に育ったのだか、この事が僕の人生を変えてしまった。

眼光を鋭くする時はどの様にすればいいのか、何時間でも鏡の前に立ったり、空手の本を買ってきて、毎朝型の練習、バケツに砂を詰めて突きの練習などして、登校し昼時間になると、各クラスを回りいじめている奴を脅すのが毎日の日課となった。

いじめの問題は解決したが、僕は周りから不良のレッテルを貼られてしまった。

 

つづく