2章  高校時代

10 卒業

3年の3学期、になって「卒業したらどうしょう!」と考え出した。

卒業できる事も奇跡だが、学校側は、留年より早く居なくなって欲しい。

それが本音のようだ。

以前落ちた、通信士の学校は、高校卒から行く方法もあったが、倍率が高すぎる。

誰でも行ける大学にいくか!と考え、親父に言った。

「美大でも行くかな!」

返事は「お前!馬鹿か!」

 

1部 学生時代 完

2部 青春時代