6、おにぎりの法則
昔、昔、旅人が行き倒れ寸前で、ある農家にたどり着きました。
農家の主人は、その村の中でも親切で評判の良い人でした。
「さーさー中に入って休みなさい!大変でしたね!お腹も空いているでしょう!このおにぎりを食べない!」旅人は、心から感謝して「本当に有難うございます。」と言いました。
主人は、嫁におにぎりをもっと作りなさいと指示し、「沢山ありますから、遠慮しないで食べてください。」旅人は、本当に感謝して、もう一度「本当に有難うございます。」と言いました。
主人も美味しそうに食べる旅人を見て、嬉しくなり「もっと食べなさい!」と何度も繰り返し言いました。
何度か進めると、旅人は声が小さくなり「ありが・・・・・。」主人が「もっと食べなさい!」と言うと、旅人は「あなた私を殺すきですか!」と怒った。
物事には限度がありますね!良い事でも相手の限界を知らなければなりません。
相手を観察して、相手の立場になり、物事は進めないと教書どうりの正しい事を言い聞かせても相手には通じないでしょう。これがおにぎりの法則です。
次の法則は次回!!
赤影塾 7、10円の法則