3、地球消滅説


昨年、ノーベル賞を受賞した梶田隆章先生で話題になったスーパーカミオカンデ。
バイクツーリングで信州に行く時、神岡から国道41号から分かれて安房トンネルに向かうので、神岡はよく通る。
国道から見える神岡は、高い山までもがはげ山になっていて、いかにも鉱山であると解る。
この神岡鉱山跡地を利用した地下 1000mに設置した直径 39m高さ 42mの円筒形タンクに 5tの純水を蓄え,壁には直径約 50cmの光電子増倍管 11200本が取り付けられているのがスーパーカミオカンデである。
この観測施設スーパーカミオカンデは、ニュートリノを観測する施設と思われているが、初めの目的はそうではなかった。
陽子崩壊の観測がその目的だった。
陽子崩壊とは、最終的に物は1つの陽子光子と2つの光子に崩壊し消滅してしまうと推測されている。
地球も例外ではなく、いつかは消滅する。
スーパーカミオカンデでは、陽子崩壊の観測を始めて10年になるが、その現象は起きていない。という事は1033乗年、崩壊は起きないそうだ。

Fig1