「三井三菱海戦」はどうなるのでしょう。

これが虫の息だった岩崎弥太郎に台湾出兵というチャンスが来るのです。
「征台の役」です。明治政府は台湾の政情不安と邦人保護を理由に軍隊を派遣し、海外で展開するはじめての軍事行動を起そうということですが、薩摩勢が熱心に「征台」を主張したのに対し、長州勢は内政不安を理由にあくまでも慎重論の立場を取ったのです。
三井が長州勢についたのをみて、弥太郎は非長州薩摩勢につきました。米国などは日本軍事行動を非難しますが、結局中立の立場を宣言したため、外国船にたよる兵員や武器の輸送が出来なくなります。
長州側に立つ三井は動けません、弥太郎はそこに目をつけ素早く行動に移ったのです。
弥太郎は薩摩方政府高官らと接触し、軍事輸送の利権を手中におさめただけでなく、政府が「征台」のため外国から購入した船舶13隻を借り受け、兵員や軍需物資の輸送に乗り出します。
長州勢に殉じた郵便汽船会社は身動きができず、軍事輸送で多額の利益を上げる三菱商会を横目で見ているだけだったのです。
「三井三菱海戦」は三菱優位のうちに終結するのです。
弥太郎も「運」のある人ですね!弥太郎素早い行動が「運」をよぶのかもしれのせんが。

230px-Takaaki_Kato_suit200px-Kijuro_shideharaこの頃から、弥太郎の案内で豪遊する大久保利通や大隈重信など政府高官の姿が何度も目撃されています。弥太郎は政府中枢にも食い込でいくのです。
弥太郎の娘婿から加藤高明(←左)及び幣原喜重郎(←右)の2人の内閣総理大臣を輩出しています。
財閥創業者の娘婿が2人も首相になった例は他の財閥にはなく、三菱と国家の密接な関係がこのことで分ります。
どこかで聞いた話ですね!この頃から現在の政治の闇は完成してたのです。残念!
三菱、弥太郎、自民党斬り!ってとこかな!

三井との海戦に勝利をおさめた弥太郎の前に、次立ちはだかったのは外国汽船会社です。
運がいいと言いましたが、撤回します。一難去って又一難です。
「弥太郎さん!ヤッパリ汚いお金を元手にしたからじゃないの、次々災難来るのは?」
その時代、僕が生きていたらこんなイヤミ言いそうです。

外国の会社との争いはどうなったでしょう。では又、明日。