北方領土を地図で見ていると、北海道の方で何か気になる変な地形が目に付くと思う。
北海道に行ったら行きたいと思っていた、野付半島。
野付半島は全長26キロメートルで、日本最大の砂嘴(さし=海上に長く突き出た地形)。
地形と潮の流れ、波なのでこのような形になるのだろう。
両サイドの海を見ながら走る。
夕方だからなのか、7月にしては異常に寒くて何故か哀愁を感じる。
出発前に、野付半島をネットで調べると、「この世の果て」と呼ばれる「トドワラ」という場所あるとか!
野付の先端に、武家屋敷が並び、道路は敷石で整備され、遊郭があり、多くの女性が住んでいた。
かつてにぎわいを見せた街がこつ然と姿を消した歓楽街『キラク』が存在した。
などとミステリーな話が脳裏に浮んだ。
そして最後に、16kしか離れていない国後島に向かって「北方領土!返せ!」と叫んできた。