門前じんのびの湯   


126金沢から、能登里山海道を西山インターで降りて、249号線を外浦沿いに1時間行くと、公共の宿「ビュー・サンセット」の横に「門前じんのびの湯」がある。
現在は例の合併で輪島市となっている。門前は旧の町の名前だ。
「じんのび」とは、能登地方の方言でゆったり、ゆっくりといったくつろぎの気分、状態を表す言葉だ。
海を見渡しながら入浴できるラドン温泉。露天風呂小さく56人入れるくらいだが、高台から180度見渡せる紺碧の海が最高だ。特に夕日で赤く染まる夕暮れ時、また漁り火が幻想的な夜の眺めはロマンチックで最高だ。

隣のホテル「ビュー・サンセット」は誰の設計か、やすらぎの世界「曼荼羅」を表しているそうで、ホテルの全貌を見ると宇宙を思わせる。
じんのびの湯につながる廊下はペデストリアンデッキ(展望廊下)と呼ばれ、此処からの夕陽を眺めると、時空を超えた異次元の世界へ吸い込まれそうだ。