再び、帯広から襟裳岬に向かった。
断崖海岸道路のため建設費が予定を大幅に上回り、黄金を敷きつめられるくらいになったことから黄金道路の名称がついた「黄金道路」を走る。
約7年の工期と当時で約95万円の金額を投入して昭和9年11月に開通した。
距離にして30km強ですから1m当たりの工事代金は約33円、当時の学校の教師の1ヶ月の給料が45円程度だった頃ですから、現在の貨幣価値に直すと60億円位でしょう。
「黄金道路」トンネルや防護壁が多く、走っていて楽しくはなかった。
そして、相変わらず寒い!
旭川では、あんなに暑かったのに体がついていけない。
襟裳岬を皆に知らしめたのは、吉田拓郎の「襟裳岬」だろう。
森進一の歌も良かった。
「悲しみを暖炉で燃やしはじめてるらしい~♪」自然と口から歌が流れてくる。
襟裳岬の広い駐車場に、僕達だけ「えりもの春は何もない春です~♪」